中性脂肪 コレステロール

中性脂肪とコレステロールの違いって何?
Line

中性脂肪とコレステロールの違いって何?


中性脂肪とコレステロールの違いは、その役割にあります。

確かに、中性脂肪とコレステロールは、同じ「脂質」の仲間です。

けれど、中性脂肪は脂肪酸とグリセロールという物質が結びついたもので、脂肪細胞の中に貯えられています。

そして、ブドウ糖が無くなった、といったような必要に応じ、脂肪酸に変わってエネルギーとして使われるのです。

つまり、中性脂肪は貯蓄されているエネルギー、と言う事になりますね。

一方のコレステロールは、細胞膜を作ったり、筋肉をつくるステロイドホルモンの材料になったりします。

身体を作っているエネルギーとも言えるでしょう。

また、コレステロールには、善玉(HDL)と悪玉(LDL)とに分かれており、悪玉コレステロールが増加すると、動脈硬化といった生活習慣病を引き起こす原因になる、と言われています。

このように、中性脂肪とコレステロールは同じ脂質であっても、その役割には明確な違いがあるのです。

Line

中性脂肪が高いならコレステロール値も高い?


中性脂肪が高いなら、コレステロール値も高くなります。

但し、これは悪玉コレステロールの場合です。

中性脂肪とコレステロールには深い関係がある、とよく言われていますね。

その理由は、血液中の中性脂肪の値が高くなれば、同時に悪玉コレステロールの値も高くなるようになっているからです。

同じように、善玉コレステロールの値は低くなるようになっています。

善玉コレステロールと悪玉コレステロールは、バランスを上手に保って健康を維持していますので、このバランスが崩れる事で、体内にコレストロールが蓄積されてくようになるのです。

中性脂肪の値が高い場合は、悪玉コレステロールの値も高くなっている、と自覚するようにしましょう。

Line

中性脂肪とコレステロールの基準値ってどれくらい?


中性脂肪とコレステロールの基準値は、2014年に公表された新基準で以下のようになっています。

・男性の中性脂肪は、39〜198
・女性の中性脂肪は、32〜134
・男性の総コレステロールは、151〜254
・女性の総コレステロールは、30歳〜44歳が145〜238、45歳〜64歳が163〜273、65歳〜80歳が175〜280
・男性の悪玉(LDL)コレステロールは、72〜178
・女性の悪玉(LDL)は、30歳〜44歳が61〜152、45歳〜64歳が73〜183、65歳〜80歳が84〜190

ただ、これはあくまでも基準値です。

自分の検査結果が基準値内だからと言って、安心していてはいけません

中性脂肪も、悪玉コレステロールの値も、高ければ高い程、動脈硬化といった生活習慣病、そして心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる病気に繋がる危険があります。

健康診断などで高い数値が出ている方は、注意するようにしてくださいね。

Line